卒業論文を挟むバインダーに生協の値段ラベルが貼っついたままになっていたことを、事務のお姉さんに手渡してから気づいた。ちゃんと製本して提出してる他のやつらに大きな差をつけられてるような気がした一日だった。
さて、今日で卒業論文も無事に終わり、あとはわずかに試験を迎えるだけになった。
問題意識だけで5000字くらい書いてしまおうという当初の計画は実行されずに終わったので、俺にしてはなかなか上出来だったのではないか。
「もう卒業なのか」としみじみと思いながら、三田キャンパスの真ん中で散っている大銀杏の葉を見ていると、どことなくものあはれを感じてしまう。あ、でもまだ卒業と決まってるわけじゃないんだ。のん気に「江頭2;50のピーピーピーするぞ!」とかみてる場合じゃないんだよね
さて、昨日「卒論提出したら報告に顔を出してください」とゼミの先生に言われてたので、
言われたとおりに顔を出してみた
先生からいつもの紙が配られて曰く
「卒論を書き終えての感想を一言♪」
はて、この後に及んで何を書けと言うのか。
さっぱり意図が分からず「勇敢に戦いました」
と書いて提出。
あ、何気にあの感想文も卒論の成績に入ってたりして、、といま後悔しはじめたところだ。
うちの先生には3年間お世話になったわけだが、未だに何かにつけて感想を書かせる癖だけはいただけない。
授業を後に感想、、合宿を後に感想、、三田祭後に感想。
そのうち毎度の飲み会の後にまで感想を書かせてきそうで怖い。
人生のあらゆるイベントごとに感想を書かせてきそうでもっと怖い。
「社会人になっての感想を一言...」
「結婚してみて感想を一言...」
「人生を終えてみて感想を一言...」
まあ、そんな感想ラベルも卒業してから何年かして見たらすごい懐かしいんだろうな。
もう卒業だ!
「卒論を提出するときの話やけど、、
無駄にタイトルと名前だけ英語で書いて調子こいてみるんか♪
それとも、白紙のまま提出して別の意味で調子こいてみるんかは♪
自由だ! 」 卒論 is freedom ..♪
- 終 -